整備工場の新車販売とは？
自動車を買うとき、都市部であれば正規ディーラーを選ぶ人は多いでしょう。ただ、地方の場合、場所によっては正規ディーラー以外にも、業販店や整備工場でも新車を販売しています。正規ディーラーが近くにない場合は仕方がないでしょうが、正規ディーラーも含めてさまざまな選択肢がある場合、整備工場のメリットはどこにあるのでしょうか。 今回は、整備工場で新車購入する場合のメリットを解説していきます。
1.ディーラー以外の購入ルートは意外と多いことを知っておこう
自動車の新車を買うとき、第一に思い浮かぶのが正規ディーラーでしょう。正規ディーラーはメーカー直販で新車を販売する為に設けられている場所であり、メーカーと正規に特約店契約を結んでいる販売業者のことです。メーカーの新車・中古車の販売の他、修理対応や点検整備といったアフターサービスの提供を行っています。
多くの人は正規ディーラーで自動車を買おうと考えるはずです。しかしながら、それ以外にも購入ルートは複数あります。たとえば「中古車販売店」で新車も販売している場合も多いですし、複数のメーカーの新車を専門に扱う「新車専門販売店」、その他にも「カーリース店」や「ネット通販」でも買うことが可能になっています。そうした中でイメージはしにくいですが「整備工場」でも新車を販売していることがあるのです。
こうしたお店は正規ディーラーと区別して扱われることが多く「サブディーラー」とか、いわゆる「業販店」とか、そういう呼ばれ方をしています。人によっては、あえて正規ディーラーを選ばずに整備工場で新車や中古車を購入する人もいます。
2.整備工場で買うメリット①：正規ディーラーよりも安く買えることが多い
整備工場で新車を仕入れる際には、結局はディーラーからメーカーに発注をかけることになります。なら整備工場の利益もあるから結果的に値段は高くなるんじゃないの？だったら正規ディーラーから買うほうが…と思った方も多いのではないでしょうか。しかしそれは実際にはちょっと事情が違います。
整備工場では確かにディーラーから新車を仕入れています。しかし、この際の仕入れ額が「業販価格」となっていて、簡単に言えば「仕入れ時に最初からディーラーの方で値引きが全力で行われている状態の価格」で仕入れることができるのです。その安くなった価格から整備工場側の利益を上乗せして販売していますが、ディーラーの場合と違って販売定価や割引価格が設定されておらず、基本的には整備工場の販売価格設定は自由となっています。
そうなると理屈から言えば整備工場側が利益を大きく上乗せして高く売ることも可能なのですが、基本的に整備工場では中古車の販売や、整備点検・ナビ等の取付・コーティングなど車自体よりも車のアフターサービスが利益の主軸となっているので、新車販売にそこまでの暴利をむさぼることはないわけです。
その為、利益分の上乗せ価格も相対的には少ない場合が多いです。昔からお世話になっている工場だと、長年の付き合いを加味して利益度外視で販売してくれることもあります。
4.整備工場で買うメリット③：車検や整備の知識が豊富
整備工場では、基本的に車のアフターサービスや点検整備といったことが「本業」です。その為、新車を整備工場で買うと、のちのちのアフターサービスが非常に心強くなります。これが整備工場で新車を買う一番のメリットと言っていいかもしれません。パーツ交換の際も、純正品がない場合に社外品で代用するなど融通も利きます。
新車は、新車登録後3年間が車検の有効期限です。車検の時期は車を使い続ける限り必ずやってきます。整備工場では購入場所を問わず幅広く車検を受け入れているいわば車検のプロです。車検の時期がきた時に、新車時代の情報も残っている整備工場で車検をしてもらえば、どこに問題があるのかをすぐに見抜いてもらえますし、ディーラー経由で整備や車検を頼むような手間もありません。
5.まとめ
以上、整備工場の新車販売で購入するべきメリットを一通り解説しました。新車は正規ディーラー以外に買う手段はないと思っている人も少なくなかったのではないでしょうか。こうした多くのメリットをもつ整備工場で新車を買うことで、正規ディーラーで買うよりもはるかに安く済ませられるかもしれませんよ。
福岡県久留米市の「千代島自動車整備工場」では、新車・中古車の販売か点検整備・鈑金塗装、車の買取、レッカー対応やロードサービスなどさまざまな事業を行っています。会社名の通り主要事業は整備・点検・修理・洗車・車検などなので、新車購入後のアフターサービスは充実安心！その他車のことならなんでも弊社にお任せください。
