タイヤの寿命は?交換時期の目安

こんにちは!千代島自動車です😊🚗

 

先月のスタッドレスタイヤに続き、今月もタイヤのお話をしようと思います。

https://www.chiyojima-jidousya.com/blog/2327/

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タイヤは車を支える大切なパーツの1つです。

交換時期や、長持ちさせるコツなどお話をしていこうと思います。

 

夏タイヤと冬タイヤでは交換時期も異なります。

また、タイヤの使用状況により交換時期も前後します。

安全に走行する為にも、この機会に是非タイヤの点検をしてみましょう🔧

 

 

❑夏タイヤの交換時期

⭐タイヤの溝

タイヤがすり減り、タイヤの溝が1.6㎜になると『スリップサイン』と呼ばれるマークが出てきます。

スリップサインはタイヤの全周に複数設置されていて、側面の三角のマーク(△)の延長線上にある

溝の奥にゴムが盛り上がった部分があります。

これが現れると道路交通法で定められた「1.6mm」です。

道路運送車両法の保安基準により「いずれの部分においても1.6㎜以上」と定められています。

どこか一部でも1.6㎜未満になると車検を通すことは出来ません。

また、スリップサインが出ているタイヤを装着したままにすると、整備不良車両となり

交通違反で2点、6,000円~12,000円の罰金が科せられます。

 

しかし、このスリップサインは最低限の数値です。

 

タイヤの溝には主に3つの役割があります。

・タイヤの駆動力、制動力の確保

・タイヤと路面の間から水を除去する

・車の操縦安全性、タイヤの放熱性の向上

 

この性能をしっかりと生かすためにもタイヤの溝が4~3㎜になると

安全に使用できる寿命を迎えたといえるでしょう。

溝が浅くなると性能が低下してきます。特に雨天時の高速道路の

走行はグリップ力が極度に落ち込み、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。

※ハイドロプレーニング現象とは

タイヤが路面を滑りブレーキやハンドルがきかなくなること。

この制動距離が急激に大きくなる残りの溝が4㎜なのです。

 

⭐走行距離の目安

使用環境などにより変わってきますが、タイヤは約4万㎞の走行距離に耐えられると

考えられています。

一般的には5,000㎞につき1㎜ゴムが摩耗していくと言われています。

ブランドやサイズにもよりますが、新品のタイヤの溝は8㎜ぐらいです。

32,000㎞程走行すると、溝は1.6㎜になる計算です。

使用状況によりタイヤの摩耗具合は変わるので、一概には言えませんが

走行距離も一つの目安として確認してみましょう。

 

⭐ゴムの劣化

タイヤはゴム製品です。ゴムの特性上時間の経過とともに劣化していきます。

タイヤのゴムから油分が揮発し、徐々に柔軟性が失われてしまいます。

溝が減っていなくても、5年以上経ったタイヤは交換をオススメします。

 

⭐タイヤの消費期限

タイヤに溝があり問題がなさそうに見えても、上記のようにタイヤは経年劣化していくものです。

メーカーが推奨している使用期限は4~5年です。

タイヤの側面を見ることで製造時期を確認できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

画像の赤で囲った所を確認してみてください。

〇〇〇2412

アルファベットの後の最初の二けたの数字が製造された

後の二けたが製造となります。

 

⭐ひび割れ

タイヤにひび割れがある場合はとくに注意が必要です。

ひびはゴムが劣化したり、内部のワイヤーが切れていたりする場合があるので

バーストの原因となります。

ひびが深くタイヤ内部のコードに達している場合はとても危険なため、早めのタイヤ交換をしましょう。

 

 

❑スタッドレスタイヤの交換時期

スタッドレスタイヤも夏タイヤと同じく、残りの溝は1.6㎜と定められています。

夏タイヤと同様、溝の深さやひび割れを目安にしましょう。

しかし、スタッドレスタイヤとしての寿命はもっと早く、新品時から50%摩耗したら寿命と思いましょう。

 

スタッドレスタイヤには路面で雪が溶けた水を除去し、雪や氷に覆われた路面を

しっかりとグリップするために、夏タイヤよりも細かい切れ込みが入っています。

タイヤが摩耗すると、切れ込みも浅くなりグリップ力も低下してしまいます。

 

スタッドレスタイヤには、夏タイヤと同様スリップサインと

もう一つ、プラットフォームという突起があります。

ブロックの間にギザギザの突起が配置されています。これをプラットフォームと呼びます。

このプラットフォームの高さがブロックに近づいたら50%摩耗の目安です。

タイヤの側面4か所に矢印マークが目印です。

 

 

❑タイヤを長持ちさせるには

📌空気圧チェック

何よりも大切なのが、日常の点検です。

日々の点検の中で空気圧のチェックを行いましょう。

空気圧は高すぎても低すぎてもいけません。

空気圧が高いと、バーストにつながる可能性があります。

空気圧が低い場合、走行の安定性が損なわれハンドルがとられたり、

タイヤの接地面積が大きくなり、抵抗が大きくなることから燃費の悪化などへつながります。

空気圧はメーカーや車種ごとに【指定空気圧】が定められているので、

その数値に合わせて調整しましょう。

指定空気圧は、給油口ドアにステッカーが貼られていたり、

運転席側のドア付近にステッカーが貼られそれに明記されています。

 

📌タイヤローテーションをする

運転の仕方や、路面状況、車両重量などでタイヤの摩耗する場所が偏ったりします。

ローテーションを行い偏りを均一にすることでタイヤの寿命を延ばしましょう。

・FF車(前にエンジンがあり、前輪に動力を与える)の場合は、

前輪はそのまま後輪へ、後輪は左右を入れ替えて前輪へローテーションします。

・FR車(前にエンジンがあり、後輪に動力を与える)・4WD車(全てのタイヤへ動力を与える)の場合は

後輪はそのまま前輪へ、前輪は左右を入れ替えて後輪へローテーションします。

ただし、指定されている場所もありますのでその場合は指示に従いましょう。

 

📌保管方法で劣化を防ぐ

タイヤが劣化する原因として天気があげられます。

タイヤには紫外線が大敵です!紫外線や熱によってタイヤが乾燥するため、

ゴムの弾力性などが弱まったりします。

また、雨の日には酸性雨により、ゴムを酸化させてしまったりするのです。

タイヤや車を保管する際には、タイヤカバーを付けたり

屋内の涼しく暗い場所で保管することをおすすめします。

また、油や熱にも弱く発火や変質の原因にもなりますので、近くにそういった物も置かないようにしましょう。

 

📌日々の安全運転

急ブレーキや急ハンドルをきることも、タイヤを摩耗させる原因となります。

安全運転し余裕のあるブレーキングやハンドル操作を行いましょう。

 

❒タイヤの履き替え時期

皆様の住んでいる地域により時期は変わりますが、目安として下記の期間を参考にしてみてください😊

 

夏タイヤ⇒冬タイヤ

時期としては雪が降る少し前。10月下旬~12月頃。

 

冬タイヤ⇒夏タイヤ

こちらは桜が咲く頃。3月中旬~4月頃を目安にしてみましょう。

 

 

❒まとめ

タイヤの寿命や交換時期を確認するには様々な方法があります。

日々の点検や、安全運転。運転手の皆様が気を付けることで寿命を延ばしたり防げる事故があります。

千代島自動車では、車検等の点検時はもちろん!

エンジンオイル交換等でにご来店いただいた際にも皆様のお車の空気圧チェックや電気回りの点検も

無料でさせて頂いております。

長距離の移動をする前、日々のチェック。いつでもご来店くださいませ。

スタッフ一同、お待ちしております😊

 

 

 

 

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