こんにちは🌞千代島自動車です🚗
今月も車のちょっと気になる情報等お届けできればと思います。
早速今月のブログテーマ『車検証の見方』を確認していきましょう♪
*車検証とは*
正式名称を「自動車検査証」といいます。
保安基準に適合していることを証明する公的な重要書類です。
車検時はもちろん、自動車保険の加入や、車の売買手続き等、各種手続きを行うのにも必要な書類です。
普通乗用車と軽自動車では車検証の形式も違います。
車検証のサンプルを見ながら説明をしていきます。
☆車検証に記載されている情報☆
⇧乗用車の車検証
⇧軽自動車の車検証
私のエクセル手作りで申し訳ないですが…
なんとなくわかっていただけるかと思います💦
車検証には、主に【車両についての情報】【所有者等についての情報】が記載されています。
上から順番に見ていきましょう。
❒車両番号
左上に記載されているのは、ナンバープレートの情報です。
乗用車の車検証には「自動車登録番号又は車両番号」
軽自動車の車検証には「車両番号」の欄です。
乗用車の車検証が、自動車登録番号又は車両番号と記載されているのには
バイクの登録ナンバーの場合もあるからです。
❒交付年月日
車検証が交付された日付です。
新車を登録した場合は、新車登録した日付。
名義変更等、記載事項を変更した場合、変更後車検証を交付した日付。
車検を受け、新しい車検証が交付された日付。
上記のように、こちらに記載される日付は都度変わっていきます。
❒初度登録年月・初度検査年月
初めて車が登録された年月が記載され、ここを見れば車の年式が分かります。
『令和4年1月』と書かれていれば、令和4年式ということになります。
❒自動車の種別
ここの欄には、「軽自動車」「小型」「普通」「大型特殊」のいずれかが記載されています。
道路運送車両法による種別となります。
❒用途
「乗用」や「貨物」「特殊」等、車両の用途が記載されます。
❒自家用・事業用の別
この欄には、自家用と事業用のどちらで登録されているかの記載があります。
ナンバープレートの色が、軽自動車の黄色に黒文字・乗用車の白地に緑文字は自家用、
緑地に白文字・黒地に黄色文字のナンバープレートが事業用となります。
また、自家用と事業用では税金の金額や、車検の有効期間が変わってきます。
❒車体の形状
箱型やステーションワゴン等、メーカーが決めた車の形が記載されています。
横の方には、車体形状コードの記載もあります。
下の列には車名や、車体番号等の記載があります。
乗用車と軽自動車で書かれている順番が少し違うので、ご自分の車検証を確認してみてくださいね。
❒車体番号
車体番号は、車ごとに割り当てられた番号です。一台一台番号が違います。
❒車名
メーカー名とメーカーごとに割り当てられたコードが記載されています。
❒型式
車種や、車の構造を識別するための番号(コード)が記載されています。
❒原動機の型式
搭載しているエンジンの型式です。
❒乗車定員
車に乗れる最大の人数が記載。貨物用として登録されている車は
後席に貨物を積載するときの乗車定員数と、後席に人が乗車する場合の定員数が
[〇]カッコ内に書かれています。
❒最大積載量
貨物車のみ積載できる最大の重量が記載されています。
乗用車は空欄です。
❒車両重量
人や荷物の重さは含まず、ガソリンやオイルが満タンに入った状態の車の重量です。
乗用車の重量税はこの車両重量が基準となります。
❒車両総重量
上記の車両重量と最大積載量、乗車定員の重量(55㎏/1人)の合計が記載されています。
乗用車以外の重量税はこの車両総重量が基準となります。
❒長さ・幅・高さ
車のサイズです。車庫証明を取得する際にもここの数値をそのまま書くことになります。
❒燃料の種類
使用する燃料が、ガソリンなのか電気なのか、軽油なのか
その車に使用する燃料の種類が記載されています。
❒総排気量又は定格出力
ガソリンエンジン車は総排気量が記載されていて、単位が「L」。
電気自動車は定格出力が記載され、単位は「kw」。
自動車税は排気量を基準に課税されます。
❒軸重
タイヤ(軸)にかかる重さです。
前後の軸重の合計が車両重量となります。
❒型式指定番号
国土交通省に型式申請の承認を受けた際に付与される数字です。
❒類別区分番号
メーカーオプションの装備内容により設定された数字です。
改造をした車などは、型式類別番号欄が空欄になっています。
元の型式類別番号は、車検証下部の備考欄に記載されています。
⇡上記までが車の情報が記載されている欄となります。
⇣次に車検証の真ん中あたり、所有者や使用者の情報です。
❒所有者・使用者の氏名又は名称
使用者の欄には、車を使用する人・会社名が記載されています。
所有者の欄には、ローンを組んだりした場合にローン会社等が記載されます。
❒所有者・使用者の住所
上記の使用者や所有者の住所です。
❒使用の本拠の位置
基本的には使用者の住所で、「***」「使用者住所に同じ」と記載されています。
使用者の住所と、車を使用する場所が違う場合その場所の住所が記載されます。
❒有効期間の満了する日
車検証の有効期間です。
車検を受ける期限となります。車検の満了日が知りたい場合、ここを確認します。
有効期間を過ぎて、公道を走行すると取り締まりを受けるので期限内に車検を受けましょう。
❒備考欄
最後に、車検証の下の方には備考欄があります。
備考欄にはさまざまな情報が記載されています。
・車検証を発行した運輸局・手続きの種類【継続検査(車検)・新規登録など】
・車の環境性能・重量税・車検時の走行距離・受検種別(陸運局に持ち込みをしたのか、指定工場なのか)
・検査時の点検整備実施状況(点検を行ったことが確認できる記録簿があるのかないのか)
・受検形態(誰が車検をしたのか。指定工場・認定工場・使用者・その他)
その他にも車により、色々な情報が記載されているのが備考欄です。
*まとめ*
車検証には車のさまざまな情報、また個人情報が載った重要な書類です。
車検証は車に載せず走行してしまうと、違反となり
罰金50万円以下と法律で定められています。
車に乗る際には車検証は必ず携行しましょう。
今回は車検証に書かれている内容についてでしたが、どのような情報が書かれているか
少しわかっていただけたでしょうか?細かく車の情報が記載されていますね。
車を下取り等出す際にも、自動車保険に加入する際にもとても重要な情報となります。
普段はなかなか見る機会はあまりないかもしれませんが、
ぜひこの機会に一度目を通してどんな事が記載されているか見てみてくださいね⭐
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
有限会社千代島自動車整備工場
ホリデー車検城島
〒830-0207
福岡県久留米市城島町城島566-2
TEL:0942-62-3128
定休日:第一日曜日・毎週火曜日
クレジットカード・paypay・LINEペイ
d払い・メルペイ・auペイ使えます♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー