暖房が臭い!?原因と対処法

車のエアコンを付けた瞬間、嫌な臭いがすることがありませんか?

エアコンの匂いにはいくつかの原因があります。

匂いの原因を取り除き快適なカーライフを送りましょう。

 

暖房の臭いの原因と対策

エバポレーターのカビ

カビ臭いようなにおいを感じたら、エバポレーターと呼ばれる装置が目詰まりを起こしたり

カビが発生したりしていることが一番の原因です。

エバポレーターとは熱交換器で、冷房でも暖房でも必ずエバポレーターを通過し風が出てきます。

それに汚れが溜まったり、カビが発生したりして送風口から嫌な臭いと共に出てくるのです。

また、夏の間は湿気が多くカビを放出しにくいのですが、冬場になると乾燥しカビが放出しやすくなるのです。

カビは喘息やアレルギーの方などには悪化の原因にもなるので、臭いを感じたら

エバポレーターの洗浄、もしくは交換をすることをオススメします。

 

エアコンフィルターの汚れ

また、よくあるのがエアコンフィルターの汚れです。

エアコンフィルターは空気を取り入れる時に異物を吸い込まないようにする為のフィルターです。

その為、汚れや埃などの不純物が蓄積しやすくカビのような臭いがします。

エアコンフィルターは清掃より、交換をすることをオススメしております。

フィルターがフェルト状になっており見た目には綺麗になったとしても、思っている以上に汚れが詰まったりしています。

エバポレーターよりも安く交換出来るので、まずはエアコンフィルターを交換してみると良いでしょう。

エアコンフィルターは1年に1回、もしくは1万キロに1回程度の交換をオススメしております。

12ヶ月点検や車検時に交換しておくと安心です。

 

薬品のような甘いにおい

普段嗅ぐことのないような薬品臭がしたら危険です。

これは冷却水が漏れている可能性が高く、エンジンのオーバーヒートに繋がります。

すぐに整備工場等へ相談しましょう。オーバーヒートすると車も動かなくなり、修理代も高くつきます。

日常からお手入れをする

上記のような原因に対して、対策をするのはもちろんですが

その他車内に染み付いた臭いを取り除くことも大切です。

 

乗車する人の汗やタバコの臭い、食べ物の臭い、ペット臭、芳香剤等のにおい

フロアマットに染み付いた臭いなど様々な臭いの原因があります。

 

こまめに清掃や換気をしたり、車内清掃を依頼したりなど普段からの掃除・洗車のお手入れをすることで

嫌な臭いも軽減できます。

 

当社でも車内清掃(グルーミング)をおこなっております。

ペット臭、子供の食べこぼし汚れなど依頼は様々です。

臭いによっては少し残る物もございますが、かなり軽減されます。

 

 

まとめ

このように車の整備や清掃でエアコンの臭いを改善できます。

自分で出来ることから、プロに依頼する所まで、まずは臭いの原因を探ってみましょう。

車内に蓄積した臭いが循環され、益々臭いが…なんてこともあります。

こまめな清掃を心がけ、車の定期点検等の際に内部からの臭いの原因になる前に

エアコンフィルターを交換しておけば嫌な臭いに悩まされることも少なくなるかと思います。

特にカビ臭さはなかなか強烈なこともありますよね。冷房・暖房を使い始まる前に

換気をしたり、しばらくエアコンを作動させ空気を循環しエアコン内部を乾燥させたりなども

カビの発生には効果的です。

時にはプロにも頼り、消臭をしてみてくださいね。

 

 

 

有限会社千代島自動車整備工場

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